ランサーズ出身ライターなつみとさん(吉見夏実さん)のビジネス書は大変参考になります。
とくにクラウドソーシングでライターをやっていきたい人には、必読といえるでしょう。
「役に立った」と思えた点をいくつかまとめてみたいと思います。
■クライアントとの付き合い方がわかる
初めてクラウドソーシングをやる時には、ひとりきりでクライアントと接するため、判断に迷うことがよくあります。
こんなことを書いて怒られないだろうか。
こんなものを提出して大丈夫なんだろうか。
この本を読むと「クライアントも私たちと同じ、一人の人間」ということがよくわかります。
怖がっていては仕事はできません。
わからないことは積極的に質問して、よりよい仕事をしよう!と思える本の内容でした。
■ライターとしてあるべき姿がわかる
会社に勤めてライターをやるなら違いますが、自宅で一人きりでライターをやると、いったいどのように仕事を進めてよいのかわからない人も多くいると思います。
そんな時には、この本が参考になります。
本のタイトルの通り20万円稼げるかどうかは、かける気合いと時間によるかと思いますが、ライターとして何をしたら稼げて何をしなかったら稼げないのか、盛りだくさんの内容が書かれてありました。
■報酬アップの秘訣がわかる
少々ネタバレになりますが、著者の吉見さんは「報酬で仕事を選んでいない」そうです。
0.1円高いか安いかで仕事を選ぶよりも、仕事内容やクライアントの人物像で仕事を決めているそうなんです。
単価アップのタイミングも気になる話題ですが、報酬アップの秘訣がこの本から見えてくるのではないでしょうか。
■まとめ
ライティングの書き方というよりは、クライアントとの仕事の進め方に重点をおいた本になります。
ひとりきりでクラウドソーシングを進めたい人には必見です。
アマゾンなら古本が新品の半額以下で売られていますので、ぜひ一度目を通してみてください。
ちなみに読み終わった後古本買取業者に売れば多少お金が戻ってきますよ。