ランウェイ

ファッションに情熱を燃やす女性のシンデレラストーリー。
結婚をして、寿退社をするはずだった女性、柏木真昼。
そのはずが、彼は別の女性と結婚してしまう。
それならばと、心機一転、ファッションの世界に飛び込むことにした。
そんな彼女は、販売員をしていたが、休職した前任者業務を引き継ぐ形で、「バイヤー」に抜擢される。
厳しい上司、津田にしごかれながら、ミラノに飛んで、バイヤーとしての隠れた才能を開花させていく。
バイヤーの仕事を通じて、本当に自分が「ファッションが好き」なのだと気付く真昼。

ミラノでのバイヤーとしての仕事ぶりを評価してくれたのが、有名なセレクトショップのチーフ・バイヤー、花井。彼女に引き抜かれることになった真昼。しかし、真昼の上司である津田は面白くない。津田からのパワハラの描写。
転職先「リベルテ」での先輩からのいじめの描写。
女同士のドロドロした感情もかなりリアルに描かれていました。この小説は上下巻に分かれています。
上巻ではオドオドしていて自信なさげな真昼。
下巻では、物怖じせず、言いたいことはハッキリと口にする、芯の通った真昼。その上下巻の対比が出来るのも、『ランウェイ』という小説の魅力です。